チャイスタ☆ってこんなところ。手作り紙芝居の巻

けーすけ先生です。

チャイスタ☆での子どもたち自らが作った紙芝居についてレポします。

子どもたちが何やら動いている。「先生、紙ちょうだい!」
「何に使うの?」「今は内緒。見ないでね。」
アイドル隊が、コンサートをするようになり2か月。この頃あそび方に変化が。
自分たちで工夫してあそぶようになったのである。
チャイスタ☆の特徴は異年齢の子どもがみんなで楽しくあそぶ。思いっきりあそびこむ。

数日後、「先生、できたよ!」の声。
うすうす気がついていたが聞いてみた。「紙芝居!!」
「折角だから、みんなの前で発表するのはどう?」
「いやだ。恥ずかしい。」
「いいじゃん!やってみようよ!」。するとやろうという気持ちになる。
子どもたちをやる気にさせるのは保育員の得意技!

当日、子どもたちは指定席チケットを作った。
椅子、紙芝居の台を用意して準備完了!
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始まり2分前みんなが席についた。
「本日は撮影が入っています。」会場の注意アナウンスが流れる。
けーすけ先生撮影隊として、自己紹介をした。
「朝6時に放送しているエイトTVの『メザあしテレビ』です。本日は撮影させていただきます。」と。
「フラッシュはなしですよ。」厳しい!
「わかりました。」
何とか紙芝居を撮れそうだ。

いよいよ開演。
まずは挨拶。
「私は文を書きました。」
「私は絵を書きました。〇〇&〇〇の○○です。」
コンサート出演の子どもアイドル隊の一人が、絵を書いたんだ。へぇ―。凝っているな。
これだけの役割を分担して、自分たちで考えてやっていたのはとても素晴らしい。

「始めます!せーの、『二人の愛』」
題名がおとな~!大丈夫か?ちょっとビックリ!!s_fullsizerender988

ある雨の日、傘がない主人公リンカちゃんが、イケメンのスターくんの傘に入れて貰った。それからスターくんを好きになり、両想いになるストーリー。
「二人はパーティーやお泊まりをして、幸せに暮らしました。」という最後のセリフの展開に、耳をふさぐ子どもたち。「きゃあ~」
子どもたちの思う恋愛を垣間見た。s_fullsizerender989 s_fullsizerender990

紙芝居が終わり、数人がアンコール。
照れてしまう内容に、ノーアンコール派も出た。
そこで、前代未聞。アンコール派とノーアンコール派の代表がじゃんけんすることに。
ありえない展開に先生たち笑い泣き。
しかし、質問したいとのことで、予てからの質問コーナーに突入。
「リンカちゃんは、かわいいけど、なんで毎回顔が違うのですか?」
「書いた人が違うからです。」そうだね。みんなで描いたからね。
「5ページ目のクッキーがクキーになっているのは?」
「えー。間違いました。」細かいな。そこまで見てたか?
だんだん笑いの要素が出てくる。
「スターくんの目はなんでそんなに大きんですか?」
「自分で書いたんでしょ!」
なんと!書いた人が面白質問。
「最初の家の絵と最後の家の絵が違うんですが?」
手作りの紙芝居。大目に見てあげて~。と思いきや。
作った側は、「ホントだ~!」大爆笑!s_fullsizerender993 s_fullsizerender991

紙芝居に質問タイムってなんだぁ?
子どもの感覚って面白い。
恥ずかしがりながらもよく見ているんだね。
仲間の作品をとても楽しみながら、真剣に見てくれていたんだね。

子どもは本当に創造力豊かだ。色々と考える。
このようなあそびには大人の介入はいらない。
先生を必要とする時はしっかり向き合うからね。
そんな力を引き出す保育をしていきたい。

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