『私がみんなと同じ年の頃』『マレーシアの話』・・・☆多世代交流☆自治会黒沢さんのお話

ゆーこ先生です。

多世代交流拠点型学童保育所に生まれ変わってから自治会の方々が遊びに来てくれています。
身近な地域の方々との交流によって、とても有意義のあるものとなってきています。そんな多世代交流の夏休みの一コマをレポいたします。

夏休み自治会の黒沢さんがチャイスタへ来てくれました。その日はマレーシアについてお話ししてくれることになっていました。
黒沢さんは普段チャイスタ☆の子どもたちの下校時に横断歩道で安全を守ってくれていて、子どもたちとは接点のある自治会の方です。

こどもたちに話す内容をまとめた一枚の紙を持参!さて、みんなの前に座ると、内容は。。。
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「ぼくが1年生6歳の夏休み!8月15日終戦だったんだよ。72年前です。君たちと同じ年齢。食べる物もなく、着る物もなく、裸足で学校へ行ったのを思い出します。今、学校は夏休みだから、こういう話を聞かないでしょ。だからマレーシアの話の前に、お話ししようと思いました。」

「戦争で僕の家は残ったけれど、たくさんの家が焼けました。茨城の日立工場も焼けてしまった。」

「僕は野球が好きだったけれど、グローブはないから素手。バットは買うことができないから木で作り、ボールは布で手づくりだった。ラジオの野球放送に合わせて、『バッター打ちました。ランナー一塁に向かって走りました。』と身体を動かしたのを思い出すよ。」

「家は農家だからお手伝いもよくしたよ。野菜はあったけれど、身体を作るタンパク質の肉も魚もない。食事がきちんと摂れていたらもっと背が高くてカッコよくなっていたと思う。みんなは好き嫌いなく食べてくださいね。」

みんな真剣に話しを聞いていた。

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「豊かな時代だから、鍛えておかなくてはならないことがあるよ」

話しは変わって!
マレーシアへ何度か行かれた経験から。「熱帯地方で暑いけれど、スコールがあるんだよ。治安もよくだから安全!物価も安い、物が安く買えるんだよ。」

「マレーシアの人は日本を尊敬してくれているので、日本人に優しくしてくれるんだよ。とても住みやすので、永住、ずっと住もうと思っていたんだよ。」

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英語の堪能な黒沢さん!
「高校生の時、英語をすごく勉強したので、話せるようになったんだよ。」

小さい時から運動が大好きな黒沢さん!
「今でも週2回テニスをやっているんだよ。子どもの時は、外でもいっぱいあそんで、丈夫な身体を作るんだよ。」

そして!
「少し大きくなったら、勉強する時はしっかりやることだね。」

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最後に!

「みんなには、世界の人たちと楽しめる人になってほしい。いいですか!」
「See you.」

とても素敵なお話しが聞けて、有意義な時間が過ぎました。ありがとうございました(^-^)

ぜひ、また来てください!!

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