「さあ、やるよ~。」。
ゆーこ先生の声が響いた。子どもたちもすぐテーブルに集まった。
チャイスタ☆ごはん作りも3回目。子どもたちも包丁の使い方や衛生面での心得も覚えてきた。
朝から本当に楽し嬉しそう!今日は待ちに待った子どもたち大好きなカレーの日。3回目ともなれば、やりたいこともしたい。『今日は、俺、玉ねぎ切りたい。』など自ら役割を決めていた。三角巾、エプロンを付けた。指の爪はちゃんと切ってきたかな?ハンドソープを付けて、爪をブラシで洗い、手の消毒をした。髪の毛などを触らないようにと注意事項を話し、食中毒の恐ろしさも学んだ。ゆーこ先生の真剣な話を、子どもたちはしっかりと聞く!
10時を少し回った。調理開始。
まず、1、2年生の人参とじゃがいもの皮むきから始まった。ピューラーを使い、手を切らないように慎重に。1年生、『人参はどこまで皮を剥けばいいの?』皮と実が同じオレンジ色でわかりづらかった。ちょっと頑張りすぎた証。四角い人参はみんなの注目の的。『入っていると良いことが起こるんだって。』とみんな。なんか良いことありそう・・・。
じゃがいもをピューラーで剥くって結構大変。凸凹しているからね。でも、きれいに剥けたね。
たまねぎは目に染みるのに、大人気。皮をむきたい子、切りたい子たくさんいるんだ。一回目に経験したあの玉ねぎ涙の不思議。もう一度挑戦したい!
今回付け合わせにみんな大好ききゅうりとキャベツの塩もみを作った。畑で採れたキュウリをチャイスタ☆のイケメン料理人と夢はパイロット兼料理人がなかなかの手つきで切っていく。
キャベツもしっかり者の2年生が切ってくれた。こんなにたくさん食べられるのか?嬉しい・・・。
さて、カレーの具材を炒める工程に入った。まずは、肉。大きい鍋にいっぱい入れる。「炒めるのって結構大変だね。腕がつかれる。」
野菜も入って、煮込むところ。みんなでアク取りを体験。これで美味しさの善し悪しが決まる。重要なんだということを学ぶ。
「俺は、煮込むのが得意だ。」と言っていた4年生。一人最後まで頑張った。ルーも入り、美味しいにおいがだんだんチャイスタ☆に。
みんなのお腹の減り具合と良いにおいが反比例。その開きがマックス!みんなソワソワ~。
「取りにおいで!」の相図にみんな一瞬で並ぶ。カレーをもらった子からこの顔。
テーブルに着き、後はお腹へ入るのみ。カレーを祝して、チャイスタ☆恒例の「乾杯!」
ゆーこ先生お手製のレモン水を飲みながら、ちょっぴり辛い夏を堪能。これで、暑さを乗り切るよ!
おかわりして、ごはんが全て空に。塩もみも完食。日々成長を感じ、今日のみんなは3重丸かな?
食べ終わった後は、いつものようにお皿を洗うはずが、まず、紙でふき取る。これぞエコだ。これは、水が貴重なキャンプ生活の知恵。子どもたちに引き継いだよ!作って、食べて、片付けまでやることが料理。それが、自然とわかってきた子どもたち。今後の進化に乞うご期待!!