『チャイスタ☆でのエピソードを一つ』
遠足に行くからと話し合いの場を設けた。
司会と書記を決めた。
初めは慣れない司会の子もだんだんと要領が分かり、書記の書くスピードに合わせる気遣いもみせた。
すごい!書記もいつも以上に丁寧な字でみんなの意見を書き上げる。
『遠足に行くときに必要なことってなんだと思いますか?』
すぐに手が挙がった。
『変な人に話しかけない。』
うーん。普通は話しかけないけど、そうだね。意見を始めに出せたこと素晴らしい。
『先生の話を聞いて先生についていく。』
大事だ。
『物を投げ捨てない。』『電車の中であばれない。』
確かに。常識だけどいいぞ。
『持ち物をちゃんと持ってくる。』
そうだ。ただしい。
『電車の中で、高齢者に席をゆずる。』
素晴らしい。他人のことも考えられるとは!
だんだん良い意見になってきた。
白熱し、手を挙げて、どんどん答え出した。
最後には、『実行委員は誰がやるんですか~?』
なんと、一年生。びっくりしたよ!発展系だ。
すると、『僕やりたい。』『私やりたい。』全員がやりたいと手をあげた。
どうなるんだ。と思っていたら、すかさず、4年生。
『そんなにみんなが実行委員になりたいというなら、それだけみんなが、遠足を成功させる気があるから、実行委員はいなくても良いと思います。』
なんなんだ。この意見のやりとりは!すばらしすぎるね。
年齢に関係なく意見を交わし、その年齢に合った意見が言える。
まさに、チャイスタ☆で大切にしているコミュニケーション力だ。
チャイスタ☆では、たびたびこんな様子が繰り広げられている。